はじめに
リノベーション費用は数百万円〜数千万円にのぼることもあり、多くの人が銀行融資を利用します。
ただし、融資を受けるには「必要書類を揃えること」が最初のハードルです。
この記事では、私が実際に銀行融資を受ける際に求められた書類と、その準備方法を解説します。
これからリノベーション融資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
銀行融資で必要になる主な書類
一般的に、銀行からリノベーション融資を受ける際には以下の書類が必要です。
- 印鑑証明書
- 謄本(全部事項証明)
- 実印
- 納税証明書
- 所得証明書
- 創業・再挑戦計画書
- 本人確認資料(運転免許証・マイナンバーカードなど)
ここからは、私が実際に準備した流れを解説します。
各書類の準備方法と注意点
印鑑証明書
マイナンバーカードを持っていれば、コンビニで簡単に発行可能です。
市区町村役場でも取得できますが、平日昼間に時間を作る必要があります。
謄本(全部事項証明)
不動産の登記情報が記載された「全部事項証明書(登記簿謄本)」は法務局で取得します。
こちらはコンビニ発行は不可。
不動産を所有している方は必ず必要になるので、時間を見つけて法務局に足を運ぶ必要があります。
実印
金融機関での契約に必須です。
印鑑証明書と一致している実印を使用するため、事前に確認しておきましょう。
納税証明書
マイナンバーカードがあればコンビニで発行可能です。
ただし、私のケースでは福岡市では会社員(給与から税金が天引きされている人)には納税証明書が発行されないことが分かりました。
銀行担当者に確認したところ「所得証明書のみで大丈夫」とのことでした。
地域や勤務形態によって必要書類が変わるので、必ず銀行に確認するのがおすすめです。
所得証明書
役所またはコンビニ(マイナンバーカード利用)で発行できます。
私の場合は、納税証明書の代わりにこちらが正式に認められました。
創業・再挑戦計画書
これは銀行の担当者から渡されましたが、信用保証協会のウェブサイトからもダウンロード可能でした。
リノベーション融資で必要になるケースもあるので、指示に従って記入・提出します。
本人確認資料
運転免許証やマイナンバーカードなどが必要です。
コピーでの提出を求められることもあるので、準備しておくと安心です。
書類準備で感じたこと(体験談)
- 書類によっては役所や法務局に平日行く必要があるため、会社員にはやや負担が大きい
- 平日に休みを取って一気にまとめて取得するのが効率的
- 地域や勤務状況によって必要な書類が異なるため、銀行担当者に早めに確認するのがベスト
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